Flowering management
レモンは自らの花粉で受粉・受精し結実する
レモンは自らの花粉で受粉・受精したのち結実するため、1品種での栽培が可能です。花粉は昆虫が運ぶため、通常は人工授粉の必要はありません。しかし昆虫が訪花しなかった場合は、受粉が不完全となり結実しません。栽培しているレモンが、毎年花は咲くものの実付きが悪いという場合は、人工授粉を試す価値があります。
人工授粉では、乾いた絵筆を使って、雄しべと雌しべの柱頭を交互に触れます。但し、花びらの先端が黄変し散り始めた花の雌しべには受精能力が無いので、人工授粉してもその効果はあまり望めません。